admiのハンカチができるまで。
本日はadmiハンカチのお話し。
admi(アドゥミ)のハンカチ・バンダナなどのファブリックはインドで制作されています。
アドゥミはヒンドゥー語で「ひと」という意味。
アドゥミのマークは、漢字の「人」から生まれています
インドで出会った木版プリントの伝統技法、人の手がつくりだすものの温かさ、力強さに感銘を受け立ち上げられたのです。
そんな思いの詰まったadmiのファブリック。
その出来上がるまでの工程を今からお話させていただきます
まずは、土台となる、木版から。
木版を彫るところから手作業で行われています。
工具一本と木の棒でコツコツ叩いて作られていきます。
小さな図案もこの通り丁寧に細かく彫り込まれています。
細やかな作業、、、、大変そうです。
ここまで細かいと、気が遠くなりそうです。コツコツ作業好きな私ですが、コレは無理。
コレを工具一本で作るなんて、とんでもないですね。
ウッドブロック(木版)が出来たところで実際に布に押されていきます
大きなインド綿にプリントされていきます。
一回ごとにインクをつけなおし、位置を合わせ押す作業が繰り返されます。
押すごとに微妙に位置がずれてしまいそうですが、見事にピッタリスタンプされています。
2人がかりでスタンプ中。手前の方が色つけしているようですね。
スタンプの位置がずれそうでずれない、、、職人技が光ります。
近くでみても見事な仕事ぶり!!!
admi デザイナーは堀千春さんという優しい雰囲気をまとった方。
美術大学でテキスタイルデザインを学び、卒業後に訪れたインドで木版プリントに出会い、2008年にadmiが立ち上げられました
何でも、機械で簡単に大量に作れる現代ではありますが、それはどことなく味気がない。
そんな中、木版の一押し一押しに心を込めて作られるadmiのファブリックには命が宿っているようにも感じられます。
それはデザイナーの堀さんやインドの職人さん一人ひとりの想いが詰まっているからかもしれませんね。
今回は、admiのファブリックが作られる工程のお話でしたがいかがでしたか??
admiの商品にこめられた想いや背景を知り、改めて愛おしさが増していただければ幸いです。